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サイバーウェーブ エンジニア成長への道 第7回:「システム開発の意義がわかると、やりがいも大きくなる」

サイバーウェーブは技術力の会社です。サイバーウェーブはミッションとして「情報技術力で、幸せを循環させる仕組みを作り、より良い世界にする」を掲げ、その実現にむけてエンジニアひとりひとりの成長が会社の情報技術力を高めると考えています。本連載では、サイバーウェーブで働くエンジニアをひとりひとりピックアップし、エンジニアとしてどのように成長してきたのか、どのようなエンジニアを目指しているのかをインタビューします。

今回はサイバーウェーブ開発部の保苅に話を聞きました。

就職活動をきっかけにプログラミングに興味を持ち、サイバーウェーブへインターン生として入社しました。卒業後はそのままサイバーウェーブの社員となり、現在に至ります。最近は上流工程にも携わりつつあり、システムの意義がわかるようになってやりがいを感じているとのこと。

なぜ卒業後の進路としてサイバーウェーブを選んだのか、業務として開発をすることで得られたものなどについて話を聞きました。

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保苅 庸平(ほかり ようへい)
2021年9月入社
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就職活動をきっかけに、エンジニアへ興味を持った

——大学生の頃からサイバーウェーブに在籍しているとお聞きしました。サイバーウェーブへ入社するまでの経緯について教えてください。

保苅:自分がサイバーウェーブに入社したのは、大学3年生の秋頃でした。

大学では法学を専攻していて、ITとは縁のない生活を送っていました。そんな自分がプログラミングへの興味を持ったのは、就職活動がきっかけです。

業界や職種について調べていたところエンジニアという職種を知り、プログラミングに興味を持ちました。

実際にプログラミングに取り組んでみたところ、楽しみながら学ぶことができ、のめりこんでいきました。そこでエンジニアとして働くことを考え始めました。社会に出る前に、まずはインターン生としてエンジニアをやってみようと思い、サイバーウェーブに入社しました。

——プログラミングのどのような点に楽しさを感じたのでしょうか?

保苅:成長が目に見えるところです。プログラミングをすると、システムという形になって成果が現れます。学べば学ぶほど実装できるシステムが増えるので、どれくらい力がついたかが分かりやすいんです。

サイバーウェーブでの仕事と並行して就職活動も進め、数社から内定を頂くことができました。どの会社へ就職するか迷いましたが、自分が目指すエンジニア像がサイバーウェーブの先輩だったので、大学卒業後もサイバーウェーブの社員として働くことを決めました。

質問できる環境があったことで技術力を伸ばせた

——入社前はどのようにプログラミングを勉強されていたのでしょうか?

保苅:Progateなどの学習サイトを使っていました。

独学で進めるにあたって苦労したのは、エラーへの取り組み方です。エラーの解消方法をインターネットで調べて、出てきた解決方法を理解しないまま使っていました。

振り返ってみると、良くない学び方をしていました。なぜその方法でエラーを解消できるのか、どうしてエラーが出ていたのかなどについて理解するべきでした。

サイバーウェーブへ入社して、エラーへの取り組み方について指導を受けたことで、エラーへの向き合い方も鍛えられたと思います。

もしも独学でプログラミングをしていた頃に戻るのなら、詳しい人に質問できる環境へ行こうと思います。そうすれば、もっと成長のスピードを上げられたはずです。

その意味で、サイバーウェーブには自分よりも技術に詳しい人がいるのが嬉しいですね。

——サイバーウェーブでは、インターン生になる前にプレ見習生・見習生の順で開発技術を学んでいきます。プログラミングの学習経験があった保苅さんにとって、勉強内容の難易度はいかがでしたか?

プレ見習生・見習生の学習体験記はこちら

保苅:プレ見習生では、Ruby on Rails チュートリアルなどの教材に取り組みます。プレ見習生のカリキュラムは比較的簡単に突破できました。

プレ見習生を卒業した後に見習生の学習に取り組むのですが、これが段違いに難しかったです。実際の業務で使うプロジェクトのコードを扱う箇所もあり、学ぶ内容1つ1つの難易度が高かったと感じました。

難しいとはいえ、サイバーウェーブのメンバーがメンターとしてついており、質問できる環境はありました。

——1人で悩み続ける必要がないんですね。

保苅:さらに、見習生になると基本的に出社して作業をするので、社内のメンバーとコミュニケーションを取りながら学習を進められます。自分はこれで力が伸びたと感じました。

システムの意義がわかったことで、やりがいも大きくなった

——どんな業務に携わっているか教えてください。

保苅:
主に実装業務をしています。他にも、VALUE KITのテストコードを充実させるプロジェクトのリーダーも担当しています。

テストコード拡充プロジェクトについてはこちら

最近では、徐々に上流工程にも携わりつつあります。お客様からの依頼を取りまとめて開発部のメンバーに渡したり、設計を取りまとめたりしています。

他にも、新しい案件が始まろうとしているのが楽しみです。8年ほど前に構築されたシステムの改修案件です。Rubyのバージョンが今とは違うのでこれまでに身に付けた技術だけではうまく行かないかもしれませんが、挑戦だと思って楽しみにしています。

——保苅さんが業務でやりがいを感じるときはどのようなときでしょうか?

保苅:先日プロジェクトをリリースしたときにやりがいを感じました。

普段はコーディングなど下流工程を主にしているため、なぜその設計にしているのかを考える機会がほとんどありません。どうしてこんなデータベース設計にするのだろう、お客様の要望は何なんだろうということを意識することは少なく、実装を進めることに注力してきました。

しかし、先日リリースしたプロジェクトでは設計の段階から開発まで携わることができました。設計を自ら考えることで「お客様が何をしたいのか」ということを実感できるんです。

プロジェクトの意義まで分かったことで、「こうした方が使いやすいのでは」といったようにシステムに対する考えも持てるようになりました。

初めて設計段階に携わったこともあり、特に思い入れの強いプロジェクトでしたので、リリースした時の感慨もひとしおでした。

——システム開発の現場で働くにあたって大変だったことはありませんでしたか?

保苅:入社1年目の時に、仕事のやり方がわからずに迷惑をかけてしまったことが苦い経験でした。タスクの優先順位を決めること、タスクの進捗を報告することなど、仕事を進める上で必要なタスク管理ができなかったんです。

社長やマネージャーに迷惑をかけてしまったという反省から、タスク管理の方法を学んで克服しましたが、苦い経験として残っています。

——未経験からシステムエンジニアを目指す人にとっては、学習としてのプログラミングと実務としてのプログラミングの違いが気になる所だと思います。保苅さんにとってはどのような違いがありましたか?

保苅:お客様が価値を感じるものを作る視点が鍛えられるのが、実務としてのプログラミングだと思います。個人学習では意識しない考えで、実務の中でしか磨かれない力です。例えば、「この設計ではお客様の希望が実現できない」とわかったら、方針転換を考える必要があります。

そのようなイレギュラーに対応する方法を、実務に携わることで身に付けられました。

エンジニアになって再確認した開発への興味

——今後の目標を教えてください。

保苅:技術でプロジェクトをリードする、スペシャリストを目指したいです。入社前も「技術面に強みを持ちたい」とうっすら思っていましたが、実際にシステム開発をしてみて開発の方が好きだと改めて感じました。

理想としては、新しい技術の強み弱みを踏まえて導入し、良いサービスを作れるエンジニアを目指しています。

技術分野としてはフロントエンドだけではなく、データベースの強みも身に付けたいです。特に、データベースで良く使われますし、自分自身も好きな言語であるSQLに強みを持てるようになりたいです。

「エンジニア成長の道」一覧はこちら

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