Ruby技術者認定試験Silver合格体験記 - 開発部インターン生の学習法とポイント
はじめに
開発部インターン生の井上です。
2026年3月にRuby技術者認定試験Silver(バージョン3)を受験し、無事合格することができました。弊社の資格取得支援制度を活用してこの記事を執筆しています。
これから受験を考えている方に向けて、私の学習法や重要なポイントをお伝えできればと思います。
試験概要と結果
試験概要:
- 試験バージョン:Ruby 3
- 合格基準:75点以上(100点満点)
私の結果:
得点:82点(合格)
受験動機
1. Rubyの知識を体系的に整理したかった
弊社ではRuby on Railsを用いた開発が中心であり、1.5年ほどRubyに触れてきました。しかし、参考書を使って体系的に学んだのは入社時の研修のみで、その後は業務を通じて知識を都度吸収してきました。そのため、知識が点在している感覚があり、資格取得を手段として知識を整理したいと考えました。
2. Rubyの知識を客観的に証明したかった
業務と大学院の研究でRuby on Railsを使っているため、「一番自信のある言語は?」と聞かれればRubyと答えてきました。その際、実力を客観的に証明できる手段として、資格があるとよいと考えました。
3. アプリケーション開発の知識を深く学びたかった
これまでに、基本・応用情報技術者試験でIT全般を浅く広く、AWS CLF・SAAでインフラ・クラウドを深く学んできました。次のステップとして、特定のプログラミング言語の資格取得を通じてアプリケーション開発の知識を体系化することで、IT全般について一通り自分で学んだと言える状態を目指しました。
学習方法
学習期間・時間
合計学習時間は約20時間で、1週間で集中して取り組みました。Rubyの実務経験があったため短期間で済みましたが、プログラミング未経験の方はより多くの時間を確保することをおすすめします。参考書がプログラミングの基礎知識を前提に書かれているためです。
使用教材
① Ruby技術者認定試験合格教本
- 唯一の有料教材で、4,000円弱
- 試験範囲の説明と約80問の練習問題が収録されている
- 説明がわかりにくいと感じる箇所は、生成AIを活用して深掘りしたり、具体例を出してもらいながら理解を深めた
- 試験合格が目的の場合は、ざっと読み通した後に問題演習中心で進め、わからない箇所を辞書的に参照する使い方が効率的
② 模擬試験問題集(GitHub公開)
- GitHubで無料公開されており、50問演習できる
- 3つの教材の中で最も易しく感じたが、本番に近い雰囲気の問題が多い
③ RubyExamination(REx)
- GitHubアカウントで利用可能
- 50問ずつ出題され、受験のたびに一部の問題が入れ替わる
- 3つの中で最も難しく、1問あたりに必要な知識の幅が広い
- 50問を2回こなし、正答率80%程度を確認できたため、自信を持って本番に臨めた
学習のコツ:
① 勉強のハードルを下げる工夫をする
参考書を電子書籍で購入し、生成AIのアプリと合わせてスマホだけで学習を完結できるようにしました。これにより、場所を選ばずに勉強でき、継続しやすくなりました。また、25分学習・5分休憩のポモドーロテクニックを取り入れることで、集中力を維持しながら進めました。
② 試験日は早めに予約する
この試験は学割制度が利用できますが、手続きに数日かかるため、直前の申し込みが難しい場合があります。また、先に試験日を予約しておくことで、学習のモチベーション維持にもつながります。
③ インプットは量、アウトプットは質を意識する
インプットの段階では細部に固執せず、ある程度割り切って進めることが重要です。一方、公開されている演習問題は数が限られているため、アウトプットの段階では1問1問に丁寧に向き合い、不正解の選択肢についても説明できるレベルまで理解を深めることが合格への近道です。
本番試験について
練習問題で見たような内容が多く、特に驚くことなく解き進めることができました。試験時間にも余裕があるため、見直しまでしっかり行えると思います。合格ラインが75%以上と高めに設定されているため、ケアレスミスには特に注意が必要です。実際、見直しの際に2箇所の修正ができました。
今後の展望
基本・応用情報技術者試験でIT全般を、AWS CLF・SAAでクラウド・インフラを、そして今回のRuby SilverでRubyの知識を体系化できました。次のステップとして、Ruby Goldへの挑戦や、より深いアプリケーション開発の知識習得を視野に入れています。
まとめ
Ruby技術者認定試験Silverは、実務でRubyを使っている方が知識を体系化し、証明するのに最適な資格です。
学習教材は合格教本・GitHub模擬試験・RExの3つを組み合わせることで、インプットからアウトプットまでバランスよく進められます。実務経験があれば約20時間での合格も十分に狙えます。
学割制度を活用することでコストも抑えられますので、ぜひ早めの申し込みと計画的な学習で合格を目指してください。皆さんの合格をお祈りしています!