Case Study
一般財団法人 日本気象協会

AI需要予測サービスで、食べ物の廃棄を防ぎ地球環境の保全に貢献!

左から
サイバーウェーブ 代表取締役 梨木 繁幸
株式会社True Data リテールマーケティング部IT戦略室 室長 池田 陽一氏
一般財団法人 日本気象協会 事業本部 防災ソリューション事業部 先進事業課〈商品需要予測プロジェクト〉 気象予報士 田中 克氏

「売りドキ!予報」企画が生まれた背景から、サイバーウェーブの貢献について、両社にインタビュー

プロジェクトの企画背景

インタビュアー:まず、本プロジェクトは日本気象協会様とTrue Data様の2社でスタートしたものということですが、プロジェクトが企画された背景にはどんなことがあったのですか?

池田氏: 弊社では購買データとビッグデータを掛け合わせることによる様々なソリューション・サービスを展開しています。その中で、日本気象協会さんが持つデータと弊社が保有する統計化されたPOSデータで新しいサービスができないか、両社で模索しておりました。
複数のコンテンツをリアルタイムで、様々なデバイスに向けて配信する必要があったので、コンセプトを固めるまでに何度もやりとりを重ね、2018年秋頃にサービス要件が決まりました。
納期がない中で、様々な要望をどう実現させるか。ここが大きな課題でした。
そこで、他でもいくつかのプロジェクトで開発をご一緒しているパートナーで、実績のあるサイバーウェーブの梨木さんに聞いてみよう、梨木さんなら要望と期限も加味して、確実に進めて頂けるだろうと考え、お声がけしたという背景です。実際、ヒヤヒヤすることもなく(笑)、スムーズに進めて頂きました。

納期がない中で、サイバーウェーブが抜擢された理由

田中氏:日本気象協会としては、ビジネス上のスケジュールが2019年3月完成と夏の段階で決まっていた中で、実際に進める段階で2018年12月になってしまいました。

インタビュアー:実際にシステム開発会社は色々あると思うのですが、池田さんが特にサイバーウェーブさんに依頼した理由があればお伺いさせて頂けますか。

池田氏: 弊社は技術的に尖った会社と何社かお付き合いさせて頂いているのですが、時間がない中で、要望聞き、要件を決めきり、プロジェクトマネジメントができるところに優れた会社を探していました。
また、SI会社を入れると、プロジェクト開始を約束するまでに時間がかかり、途中で柔軟に仕様変更できません。
私たちが実現したいサービスの方向を見定めながら、予算とスケジュールの中でアドバイスしてくれるところ、結果を出すまで一緒にやって頂けるところが必要な案件と思い、サイバーウェーブさんに決めました。

インタビュアー:スピード感と柔軟性を重視したということですね。実際にプロジェクトを進めていく中で、良かったところ、驚いたところはありますか。

プロジェクトは確実に、スムーズに進んでいきました

田中氏: 途中からプロジェクト進行は梨木さんにほとんどおまかせ状態で、だいぶサボらせて頂きました(笑)
驚いたのは、社長が直接プロジェクトに関わってくれることと、週1でハングアウトを用いたミーティングを行ってくれるところですね。
システム開発は始まってからできるまでが長いので、間が空いていると「本当に進んでいるのだろうか」と色々考えてしまう。週次でミーティングがあったことで安心できました。

梨木: プロジェクトは2ヶ月半くらいだったので、1週間に1回でも10回くらいでしたよね。
最初の1回は膝突き合わせてオフラインで、残りはすべてオンラインミーティングで画面共有しながら、目の前で1つずつ課題を解決していく形で進めました。

池田氏:あとは、APIの本数が3本から5本になるなど、変わっていく要件にも柔軟に対応して頂き助かりました。

インタビュアー:先程はプロジェクトの進め方について伺いましたが、成果物に関して良かったところ、驚いたところはありますか。

田中氏: システム開発では、完成された時にレスポンス速度(操作感)に不安があることがよくあるのですが、今回は全くそういったことはありませんでした。
受入作業もスムーズで、バグなど気になる点も特になかったです。
商品展開については、今(2019年6月時点)は試用中の方がいらっしゃる段階で 、これから全国に拡大していく予定です。

システム構築に慣れていなくても、安心できました

インタビュアー:これから拡大とのことで、楽しみですね。では、最後にサイバーウェーブとはどのような会社と相性が良さそう、という所感があればお伺いさせて頂きたいです。

池田氏: 短期でシステムを立ち上げなければいけない、システム開発の旗振り役がいない、プロジェクトマネジメントと開発実行の取りまとめ役が欲しい、そんな会社に合うのではないかと思います。
また、AWSを使ったサービスの開発を検討されている会社であれば、相談してみる価値はあるかと。

田中氏: システム構築に手慣れていない会社ですかね。
今回、我々は直接の発注元ではないので、梨木さんに意見があったときに、なかなか言いづらい、遠まわしに伝えなければならないところまで汲み取ってくださりました。
相手の立場に立って考えてくださるので、安心して相談ができると思います。

— ありがとうございました!引き続き、サイバーウェーブを宜しくお願い致します。

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