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「車輪の再発明」をせず、効率良くシステム開発をする

藤本 友樹

リードエンジニア 2022年中途入社

医療系アプリの開発から、
未知の技術領域へ挑戦

――この業界に入ったきっかけを教えてください。

藤本:高校時代は理系で、大学は経営学部でした。就職活動をするとき、簿記の授業が苦手だったので経理系は選択肢から外し、公務員も考えましたがやる気が出なかった。そんなときに知ったのがエンジニアの存在でした。おもしろそうだし、手に職が付けられればどこでも働けそうだと思って、新卒で医療系のシステム開発会社に入社しました。

――その会社ではエンジニアとして働いていたのですね?

藤本:そうですね。要件定義からテストまでの開発全般を担当していました。入社した当時は、ロボットを制御するためのアプリをつくっていたのですが、その後、医療系の開発を5〜6年やっていました。使用言語はいまよりも多く、PHP、Objective-C、React Nativeなどでした。

――なぜ転職しようと思ったのでしょうか?

藤本:ふと冷静になったら、仕事の内容に変化がなくなり、ローテーションを推奨していた割にはその機会もなく、給料も上がっていないことに気付きました。30歳と年齢的にも切りがいいし転職しようと。そこで、せっかくなら自分がまだ知らない技術領域に挑戦したいと考えました。

事業会社からの要望に応え、
システムを進化させていく

――サイバーウェーブを選んだ理由は何でしたか?

藤本:まず、自分が使ったことのない言語を扱っていたということ。事業会社と直取引で多様な案件に携われるということ。出向やリモートワークではなくオフィスに出社して働けること。そして、組織として透明性があることでした。

――前職では、事業会社とやり取りする機会はなかったのですか?

藤本:ありましたが、エンドユーザーである医師や看護師の声を直接聞く機会がなく、それらをシステム改修にうまく活かせず、歯がゆい思いをしていました。だから、自分が手掛けたシステムに対して事業会社からのフィードバックが得られてシステムを良くしていける、そんなサイバーウェーブの開発環境に魅力を感じました。

――オフィスに出社したかったのはなぜですか?

藤本:エンジニア同士、コミュニケーションしやすいからです。わからないことがあったら、すぐ聞けるのがいいと思っていました。梨木社長自身がエンジニアで、気軽に会話できるフランクな関係性もいいですね。

――透明性があるとはどういうことですか?

藤本:転職活動では、もう1社内定をもらっていましたが、そちらは社長がぜんぜん出てこなかったんです。サイバーウェーブは、梨木社長が直接、何回か面談をしてくれて、社長の顔が見える会社の方がいいなと思いました。それに加えて、面談時にさまざまなドキュメントを開示してくれましたし、今後の会社の方針も説明してくれた。透明性があるなと思いましたね。

VALUE KITでスピーディに開発できると気持ちいい

――現在はどのような案件に関わっていますか?

藤本:大手企業の案件を複数。1社は初期開発段階で、他は第2、第3フェーズに移行しています。入社早々から設計、実装、レビューをやっていますが、その都度、業種も異なれば要望も異なるため変化がありますね。複数案件の同時進行ができるようになったのは、ちょっとした成長かもしれません。

――独自プロダクトのVALUE KITを初めて知ったときの印象は?

藤本:すでに7割できていて、残りの3割でカスタマイズするのが斬新だと思いました。多機能と短納期といった、相反していることを同時に実現できるのもすごい。これまでも、ベースをつくって組み合わせれば効率良くシステム開発できるはずと思っていたのですが、ここでは実際にやっているのだなと。しかも、カスタマイズするたびに、どんどん拡張されていくのがおもしろいです。

――どんなときにやりがいを感じますか?

藤本:早く納品できるとやりがいにつながります。時間をかけて初めてつくった機能があったとして、それが別の案件で活かせるなら、わざわざいちから開発しないんですよね。すると、別の案件ではそのまま使うから短納期になる。これがVALUE KITです。無駄がなくて気持ちいいですよね。

レビュー文化が、
自分もメンバーも成長させる

――入社してから取得した資格はありますか?

藤本:前職ではいろいろな資格を取りましたが、サイバーウェーブに入ってからはまだありません。会社から取るように言われることはないので。ただ、目標に向けて学習することで新たな知識を得られ、無事取得できれば達成感を味わえますので、取りたい資格が見つかったらまたトライしてみようと思っています。

――他のメンバーから学ぶことはありますか?

藤本:よくあります。前職では、年次が上がるにつれてレビューされることが減っていったのですが、サイバーウェーブではレビューすることもされることも頻繁にありまして、いい文化だと思います。自分が考えつかなかったことを他のメンバーがやっていると「なるほど、こういう風にするのか」と勉強になりますし、自分のやったことを褒められると自己肯定感が上がります。

――入社希望の方にメッセージをお願いします

藤本:サイバーウェーブは発展途上の会社です。エンジニアが声を挙げればすぐに聞いてもらえて改善されますし、そうやってどんどん会社が成長していくのを実感できます。IT業界でよく言われる「車輪の再発明」が無駄だなと思っている人はきっとマッチするんじゃないかな。ときどきランチ会や飲み会があり楽しい時間も過ごせますので、ぜひ、一緒に働きましょう。

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