A.K
リードエンジニア 2023年中途入社
情報技術を学んでエンジニアになり、
6年で転職
――この業界に入ったきっかけを教えてください。
A.K:まず、進路を決めるときに、自分の学力で入学できる学部はどこか、さらに、卒業後、手に職が付けられる仕事は何かと考え、地元大学の工学部(情報系学科)に入学し、エンジニアを目指すことにしました。入学当初は、情報技術に関する知識はゼロ。プログラミングは入学してから学びました。
――卒業後はシステム開発会社に入社されたのですか?
A.K:はい。地元で大手システム開発会社に就職。6年ほどその会社でシステムエンジニアとして働き、2023年にサイバーウェーブに転職しました。
――なぜ転職しようと思ったのでしょうか?
A.K:前の会社では、入社時にやがて東京で働いてもらうことになるかもと言われていたのですが、3ヵ月の新人研修後すぐ東京転勤になり戸惑いました。それでも最初の3年間は社内開発だったので良かったのですが、後半の3年間はSES。思ったような評価が得られなかったのと、誰にでもできるような仕事をこのまま続けていてもいいのだろうか、SESで技術が身に付いていないのではないかと悩みました。そして「絶対転職してやるぞ!」と思い続け、コロナの流行が落ち着いた2023年に転職活動に踏み切りました。
エンジニア社長についていったら、
おもしろそうと思った
――サイバーウェーブを選んだ理由は何でしたか?
A.K:SESではなく自社開発を通してスキルアップできることがひとつ。そして、複数回にわたる面談で、梨木社長の人柄に触れたことです。前職でメンターをしてくれた先輩もそうだったのですが、「梨木社長についていったら、きっと苦労はする。けれども、なんだかおもしろそう」と直感的に思ったんです。実際、無茶ぶりされることもありますが、高い要求レベルに応えながら成長していくのが性に合っているみたいです。
――入社前後でギャップはありましたか?
A.K:入社前には、マニュアルがしっかり整っているという話を聞いていたのですが、実際はみんなで整備中というのが正しかったですね。けれども、自分としては全然問題なく。意見が通りやすい職場なので、どんどん声を挙げ、自分たちでルールやマニュアルを改訂しています。
――これまで、どのような案件に関わってきましたか?
A.K:入社してすぐ、うちの会社で以前構築したシステムを最新のVALUE KITにアップグレードするという案件を担当しました。まだVALUE KITをよく理解していなかったのでプレッシャーがありましたが、先輩たちに聞きながらなんとか。現在は、小売業のデータを集計して見える化するようなシステム開発や既存のシステムにおける保守運用を担当しています。
マイナンバー連携、
苦労したもののやりがいを感じた
――成長したと感じることはありますか?
A.K:不具合が生じたときに、実行結果のログをしっかり残すようになりましたね。作成する内部資料の質も上がり、自分以外の人間が資料を見ても再現・確認できるように考えて提案できるようになりました。論理的に考える癖はもともとありましたが、それに加えて、細かな部分に気が向くようになったと思います。
――どんなときにやりがいを感じますか?
A.K:どんなシステムでも、動くものをつくれれば楽しいです。ただ、誰もが使うようなシステムを手掛けると「俺がやったんだ!」と誇らしくなります。以前、外部サービスを経由して、VALUE KITでマイナンバーカードの情報を取得したときは実装に苦労しましたが、自分が実生活で触れる機能を自分で手掛けられたため、大きなやりがいを感じました。
VALUE KITは、
先輩とかつて話していた仕組みだった
――独自プロダクトのVALUE KITについてはどう思いましたか?
A.K:実は、さっき話した前職でメンターだった人がVALUE KITの仕組みに近いことを考えていたんですよ。「1回ECサイトをつくったら、そのノウハウを別のECサイトに応用すれば開発がラクになると思うんだよね」と言っていました。確かに、同じものをまた最初からつくっても無駄ですし、人為的なミスは起こるから、そうした方がいいと納得。まさに、VALUE KITがそれを具現化したものでしたね。もちろん事業会社からの要望に応えてカスタマイズする部分もありますが、基本的にキットを組み合わせて開発するので合理的ですよね。また、カスタマイズにより自分自身の技術力が身に付きますし、メンバーには転職者が多いのでわからないことがあったらすぐに相談して、いろいろな知識を得ています。
成長する会社で働くワクワク感を新しい人にも
――サイバーウェーブの魅力はどんなところですか?
A.K:私が入社する前になりますが、サイバーウェーブは2019年に20周年を迎え、会社として第2創業期に入りました。いまは未来へとつなげるための会社標準をつくっている段階で、大変だけれどおもしろみがある。そこが魅力だと思います。梨木社長から、やる気がビンビン伝わってきます。
――どんな人に入社してほしいですか?
A.K:サイバーウェーブでは、事業会社と直接やり取りして、上流工程から開発、リリース、保守運用までいろいろな経験が積めます。暇さえあればコードを触っていたいというオタクな人でもいいと思いますが、オールラウンダータイプの方が向いている気がしますね。あとは、会社が成長しているところなので、そのワクワク感を楽しめるはず。気になったら、ぜひ、エントリーしてください!