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Ruby技術者認定試験を受けてきました!

こんにちは、サイバーウェーブインターン生7ヶ月目の國井です。

先日、Rubyアソシエーションが行なっているRuby技術者認定試験の「ゴールド」試験に合格することができました!

この試験について、実際の受験を含め何が得られたのかをまとめていきたいと思います。

Ruby技術者認定試験とは

Ruby技術者認定試験とは、

Ruby技術者認定試験制度は、Rubyベースのシステムを設計、開発、運用するエンジニア、Rubyでシステム提案を行うコンサルタント、Rubyを教える講師及びRubyを学ぶ学生などを対象とした認定試験制度です。認定者は、Ruby技術者としての技術力を公正に評価され、高い水準のRubyによるシステム開発能力を持つことを認定されます。

とRubyアソシエーションの公式ホームページで説明されています

試験名称と資格区分

  • シルバー:Rubyの文法知識、Rubyのクラスとオブジェクト、標準ライブラリの知識について、基本的な技術レベルを持つことを認定します。
  • ゴールド:Silverで求められる範囲(文法、オブジェクト指向、組み込みライブラリ、実行環境など)を更に掘り 下げた知識に標準添付ライブラリ知識やアプリケーション設計に必要となるクラスやオブジェクトに関する知識を追加し、Rubyによるプログラム設計技術を持つことを認定します。

Ruby技術者認定試験の内容について

「シルバー」と「ゴールド」共通

試験時間
90 分
試験方法
コンピュータ試験(CBT:Computer Based Testing)
問題数(方式)
50 問(選択式)
合格ライン
75 %
対象バージョン
Ruby2.1.x
料金:16,200円(税込)

「シルバー」

出題範囲
文法

コメント
リテラル(数値、真偽値、文字列、文字、配列、ハッシュ等)
変数/定数とスコープ
演算子
条件分岐
ループ
例外処理
メソッド呼び出し
ブロック
メソッド定義
クラス定義
モジュール定義
多言語対応
組み込みライブラリ

よく使用されるクラス、モジュール
(Object、数値クラス、String、Array、Hash、Kernel、Enumerable、Comparable等)
オブジェクト指向

ポリモルフィズム
継承
mix-in

「ゴールド」

実行環境

コマンドラインオプション
組み込み変数/定数
文法

変数と定数
演算子
ブロック
例外処理
大域脱出
キーワード引数
ラムダ式(->)
組み込みライブラリ

よく使用されるクラス、モジュール
(Object、Module、Kernel、Enumerable、Comparable等)
数値
正規表現
標準添付ライブラリ

よく使用されるライブラリ(socket、date、stringio等)
オブジェクト指向

メソッドの詳細
メソッドの可視性
クラスの詳細
クラスの継承
モジュールの詳細

Ruby技術者認定試験を受けて感じたこと

サイバーウェーブに入るまでは、RubyをおろそかにしてRuby on Railsの開発をしていたので、

入社直後は、当社のPJテンプレートに書かれているメソッドやクラスを何も理解せず、ただコードをコピー&ペーストしていました(笑)

特にブロックやselfextendなどの概念が何も分からなかったので、「このように書けば動くんだな…」という感覚でコードを書いていたと思います。

この試験を受けてからは、メソッド名がどのように働くのか、このクラスはどのクラスを継承しているのか、selfはどこか、などのRubyのオブジェクト指向について理解を得ることができました。

特に「シルバー」試験よりも「ゴールド」試験の方が、Rubyの素晴らしさに気づくことができたので、勉強していて楽しいと感じました。

また、Rubyを体系的に知ることができたので、一つの問題に対して多くの視点から対処をする事ができるということに繋がり、実務にも活かされています。

まとめ

オブジェクト指向という概念がよく分からない人、Ruby on Railsを扱って数ヶ月の方は、Rubyを体系的に知ることができるこの試験をおすすめします!

ただ、Rubyを知っていてもRuby on RailsについてはRubyの知識の範囲を超えているので、こちらの学習も同時に進めることでエンジニアとしての技術が大きく飛躍することは間違い無いです!

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