サイバーウェーブは技術力の会社です。サイバーウェーブはミッションとして「情報技術力で、幸せを循環させる仕組みを作り、より良い世界にする」を掲げ、その実現にむけてエンジニアひとりひとりの成長が会社の情報技術力を高めるのだと考えています。本連載では、サイバーウェーブに入社したエンジニアをひとりひとりピックアップし、あまたあるシステム開発会社のなかで、なぜサイバーウェーブで働くことを決めたのかをインタビューします。
今回はサイバーウェーブ開発部のI.Sに話を聞きました。
I.Sは10年以上のエンジニアキャリアの中で、会社員・フリーランス両方の働き方を経験してきました。その結果「自分には会社の方が合っている」と感じ、サイバーウェーブへの入社を決めました。本記事では、フリーランスから会社員に戻ろうと考えたきっかけや、サイバーウェーブへの入社の理由についてインタビューしました。
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I.S
2023年入社
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―― 会社員・フリーランス両方の経験があるとお伺いしました。どのようなキャリアを歩んできたのか教えてください。
I.S:フリーランスになるまでに、3つの会社で社員として勤務しました。
最初に入社した会社はSIer(受託開発を手掛ける会社)でした。ここではプログラミングやテストなど、主に製造工程を担当していました。
2社目もシステム開発の企業ではありましたが、ここでは受託開発ではなく、社内SEという職務を経験しました。社内SEとは、社内で必要なシステムを構築したり、外部のアプリケーションを社内に導入する仕事などに関わる職種です。
3社目は外資系企業で、技術に関する仕事全般に関わっていました。開発だけではなく、社内の業務改善のためのシステムを作ったり、お客様が会社のシステムを導入する際の技術支援をしたりしていました。
―― システムに関する仕事という共通点はあるものの、具体的な業務内容は3社で異なっていたのですね。
I.S:はい。様々な仕事に興味を持っているので、このようなキャリアを歩んだという感はありますね。
―― 3社での勤務を経験した後に、フリーランスとして働くようになったとのことですが、どのようなきっかけで独立したのでしょうか?
I.S:直接的なきっかけは、3社目の上司に「フリーランスエンジニアの経験もしてみてはどうか」と言われたことです。上司自身も会社外で仕事をしており、フリーランスの働き方に詳しい人でした。
上司が自分にフリーランスの働き方を勧めた理由は、会社員だけではなくフリーランスも経験することで、どの働き方が自分に合っているかを理解できるからとのことでした。
自分も、いろいろなことを経験してみたいという思いを持っています。
そこで、会社のプロジェクトが一段落した頃に独立しました。
―― フリーランス時代の業務についても教えてください。
I.S:業務内容は3社目の業務とほとんど変わりません。といいますのも、その会社との繋がりで仕事を受けていたためです。
ただ、働き方はかなり変わりました。
時間を自由に使えるようになったことはもちろんですが、自分にとって大きかったのは、人と話す機会が格段に減ってしまったことです。
―― どの程度減ったのでしょうか?
I.S:月に1,2回くらいにまで減少しました。
会話のない環境が自分に合わなかったことが、フリーランスをやめた理由です。仕事仲間との会話からは、世間話やニュースの話、技術に関する情報が多く得られます。会話のある環境かどうかが、自分にとって重要だということを認識しました。
会社員とフリーランス両方の働き方を経験した結果、自分には会社員の方が合っていると感じたため、もう一度就職することを決めました。
入社の決め手は、VALUE KITの面白さと仕事観に共感できたこと
―― 再就職にあたってはどのようなことを重視して会社を探していましたか?
I.S:システム開発ができるかどうかを一番に考えていたため、エンジニア職であるという点は譲れないポイントでした。また、働き方に対する自分の考え方が会社の人と合っているかも気にしていました。
―― 数あるIT企業の中で、サイバーウェーブの選考に進んだ理由は何だったのでしょうか?
I.S:サイバーウェーブのプロダクトであるVALUE KITに興味を持ったためです。VALUE KITは「7割完成している」がコンセプトの製品です。このキャッチコピーに面白さを感じ、サイバーウェーブの面接に応募しました。
面接では社長である梨木さんと話したのですが、話しやすいと思えましたし、会社の在り方と自分の方向性が合う感覚がありました。
―― 例えば、どのようなところが合いそうだと感じたのでしょうか?
I.S:例としてはサイバーウェーブのバリューです。「責任を持って最後まで仕事に取り組む」などは、自分自身も仕事で大切にしている考え方です。
また会社の体制についても、マニュアル化を進めている点などが合っていると感じました。
自分は「何でも自由にしていいよ」と言われると悩んでしまうほうでして、どちらかといえば「こういうことがやりたいなら、会社にこんな仕組みがあるよ」というように、ある程度制度が定まっている環境の方が働きやすいです。
これは入社後に思ったことなのですが、困ったことがあった時に多くの場合ドキュメントに対応方法が載っているので助かっています。
新しい案件に取り組む際にも、過去の案件でどのような対応をしたか、どんな設計書にしたかなど、参考になるドキュメントが蓄積されています。開発の標準化が進んでいて、どこから自由にカスタマイズできるのかがわかりやすいです。
―― 他にも、サイバーウェーブで働いた感想はありますか?
I.S:風通しの良さが印象的でした。
サイバーウェーブに入社するまでに3社で働いた経験がありますが、会社の代表と関わる機会はなかったんですよね。
サイバーウェーブは社長の梨木さんとも話しやすい環境なので、相談がしやすく、その意味で風通しがよい環境だと感じています。
会社員とフリーランス両方を経験して分かった、技術力が伸びやすい環境とは
―― 技術力を高めたいエンジニアにとっては、会社員とフリーランス、どちらの方が技術力が伸びやすいのかが気になるのではと思います。I.Sさんにとっては、どちらの方がスキルが身につきやすいと感じたでしょうか?
I.S:あくまで自分にとってはの話ですが、会社員の方がスキルは伸びやすいと感じました。
1つ目の理由は、業務で使えるツールはフリーランスよりも会社員の方が多いことです。特に、クラウドなどサービス利用料がかかるものは、個人で使ってみたいと思っても金銭的に手が出しにくいことがあります。
2つ目に、チームで働くことの恩恵を受けられることが理由です。個人開発では、GitHubなどを使ったバージョン管理を厳密にやる必要がないので、バージョン管理の方法には疎くなってしまいがちです。
また、チームであれば他の人からのフィードバックを受けられます。サイバーウェーブではコードレビューを実施していて、自分が書いたコードを梨木さんや他のメンバーに見てもらう機会があります。「ここはこういう風にリファクタリングした方がコードが読みやすくなる」といったように、有益なコメントがもらえます。
技術力あるメンバーからの意見がもらえる環境は、個人では用意しにくいです。結果として、会社でエンジニアとして働く方が技術力が伸びやすいと感じました。
お客様にベストな提案ができるマネージャーへ
―― 今後サイバーウェーブで目標にしていることについて教えてください。
I.S:10年以上エンジニアとしてのキャリアを積んできましたが、お客様とのやり取りなど、上流工程を経験したことはほとんどありません。自分の知見を広げるために、マネジメントを経験したいです。
自分は技術を突きつめてスペシャリストになるよりも、技術だけではなく、プロジェクトのマネジメントもできるようになりたいと考えています。
ただ、サイバーウェーブに入社して間もないため、VALUE KITでどんなシステムが作れるかについてはまだ詳しくありません。自社で提供できるシステムについて知らなければ、お客様にとってベストな提案はできないと思います。
VALUE KITについて知識を深め、将来的にはマネジメントに携われるようにする。そういったキャリアを、サイバーウェーブで実現したいと思います。
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