サイバーウェーブは技術力の会社です。サイバーウェーブはミッションとして「情報技術力で、幸せを循環させる仕組みを作り、より良い世界にする」を掲げ、その実現にむけてエンジニアひとりひとりの成長が会社の情報技術力を高めるのだと考えています。本連載では、サイバーウェーブで働くエンジニアをひとりひとりピックアップし、エンジニアとしてどのように成長してきたのか、どのようなエンジニアを目指しているのかをインタビューします。
今回はサイバーウェーブ開発部の中井に話を聞きました。
前職では化粧品会社の営業を担当していました。自身のキャリアプランに合った働き方を目指してプログラミング未経験からIT業界に転職。サイバーウェーブでは主に実装業務に携わり、プログラミングスキルを磨いています。
中井 達也(なかい たつや)
2021年 12月入社 開発部
キャリアプランに合う環境を目指して未経験からIT業界に転職
ーーサイバーウェーブに入社する前は営業を担当していたと聞いています。営業からエンジニアを目指した理由について教えてください。
中井:自分のキャリアプランを実現させるためには、場所を選ばずに働ける職種が合っていると考えたためです。
自分はサイバーウェーブでエンジニアとして働く前、化学メーカーの化粧品部門に所属していました。営業として成績を挙げることができたのは良かったのですが、どうしても自分のキャリアプランと合わないのは全国転勤があることでした。
自分は将来家庭を持ったときに、家族を置いての単身赴任は絶対に避けたいと思っていました。そのためには1か所で働き続けられることが理想です。名古屋で勤務を続けたいと会社に伝えていましたし、会社からも了承を得ていました。転勤はせずに名古屋で働き続けられるだろうと思っていました。
それが、コロナウイルスの流行で状況が変わりました。会社の業績が大幅に下がってしまったんです。会社から残業代が出なくなったことなどを理由に社員が次々に退職し、人手が足りなくなってしまいました。特に人手不足になったのは東京です。その結果「申し訳ないが、東京に転勤してほしい」との辞令が出ました。
全国転勤があるという会社のシステムは、自分のキャリアの軸にある「名古屋で働き続けたい」という思いと両立できません。そこで、退職を決めました。「場所を選ばずに働ける仕事は何だろう?」と思いつつ、転職先を探しました。
ーーその結果、エンジニアを目指したのでしょうか?
中井:はい。仕事内容にも興味を持てましたし、なによりも、働く場所を選びやすい点が自分の価値観に合っていました。
ーー当時、プログラミング経験はありましたか?
中井:いえ、エンジニアを目指す前は全く学習経験がありませんでした。初めてプログラミングに触れたのは転職を決めてからです。基本的には独学で勉強していました。疑問点はエンジニアとして働く人に質問して解消していましたね。
勉強の結果、簡単なSNSが作れるくらいの技術力が身に付きました。コメントを送ったり、高評価などの反応を返す機能があるSNSです。
企業の選考対策として、プログラミングを勉強したり成果物を作ったりしてから求人に応募したのですが、驚くほど選考に通りませんでした。未経験者であることや、技術力の未熟さが響いたのだろうと思っています。
ーー「未経験者募集中」と書かれたエンジニアの求人広告をよく見かけますが、実際の募集者は少ないのでしょうか?
中井:同じIT業界でも、未経験者の募集が多いかは事業内容によって異なります。自分が見た限りでは、未経験者を募集するのはSES企業(エンジニアの派遣事業をする会社)が多かったです。自分はSESというよりも、受託開発で働くことを希望していました。SESに比べると、受託開発会社で未経験者を募集する求人は少ないです。
エンジニアの知人に話を聞いたところ、未経験者としてSES企業に入社し、経験を積んでから受託開発会社へ転職する方法があると知りました。しかし、このキャリアプランに進むと実際に受託開発に携わるまで数年かかってしまいます。自分としては早く受託開発を学んでスキルを上げたかったため、SESを経ないで直接転職することを優先に転職先を探していました。
そんな中、受託開発を中心にしている上に、経験者だけでなく未経験者も募集している企業がありました。それがサイバーウェーブでした。
プロフェッショナルな環境で学びたい
ーー受託開発に携われることが、サイバーウェーブへ入社する決め手になったんですね。
中井:
それだけではなく、システム開発会社としてのプロ意識があることも入社の決め手になりました。
サイバーウェーブのホームページには、どのような思いを持って仕事をしているかについて「コードの1行1行に対してプロフェッショナルとしてのコードを求める」と書かれています。自分は技術にこだわりを持って品質を追求する環境で開発業務を学びたかったため、サイバーウェーブの社風は合っていると感じました。
入社後も、コード1行1行まで細かくチェックをもらうことができ、技術への強いこだわりを実感しました。入社前に想像していた社風に間違いはなかったと思います。
ーー実務ではどのような仕事をしているのでしょうか?
中井:
コードを書く業務が中心です。例えば、先日はメールに関する機能を実装しました。メールのテンプレートをカスタマイズする機能や、ボタンを押すとカスタマイズを元に戻せる機能などです。
技術について調べる機会もあります。ある案件では、バーコードを読み取る機械とタブレット端末をつなげて、情報をやりとりできるようにする必要がありました。機械の仕様書はありましたが、既にサイバーウェーブで作成したシステムがあるため、仕様書に書かれた手順をそのまま使うことはできません。どうすれば情報連携システムを組み込めるか調べ、XCodeやObject-Cを使ってシステムを作成しました。
プログラミングをしていると、コードを書いても動かない時があります。動かすにはどうすればいいか悩みますが、原因になりそうな箇所を1つ1つ検討して、動かせた時にはやりがいを感じます。
ーーサイバーウェーブでの業務を通じて、どのようなスキルが身に付きましたか?
中井:
プログラミングでつまづくことが少なくなりました。
もちろんプログラミングに慣れたからではありますが、それだけではなく、物事の仕組みまで考えるようになったからという理由もあります。
自分はサイバーウェーブに入社する前、物事の表面だけを見てしまっていました。例えば、「ボタンを押したら動いた」というところだけを覚えるだけで、「なぜボタンを押したら動くのか」という仕組みまで考える習慣がありませんでした。
プログラミングを学ぶためには良くない習慣です。同じコードを書いても、環境によって動作が変わることがあるためです。「このコードを書いたらこう動いた」というように表面的な動きだけを覚えるだけでは、コードを書く環境が変わったときに対応できなくなってしまいます。
ーーそれで、深く考える習慣が身についたのですね。
中井:
プログラムのエラーが出た時にも「どうしよう動かない」と慌てるのではなく、なぜこのコードは動かないのかを考えるようになりました。考えることに対する忍耐力が身についたと感じています。
実務でコードを書く際に気を付けるポイントも学べました。サイバーウェーブで開発に携わるまでは、動くコードを書くことだけを考えてプログラミングをしていました。しかし実務では、読みやすさや保守のしやすさまで考えてコードを書く必要があります。独学では学べない視点を得られました。
「エンジニアって楽しい」と思ってもらえるような環境作りに貢献したい
ーー今後サイバーウェーブで目指したい目標について教えてください。
中井:
自分自身の技術力を高めたいです。最近のプロジェクトでも技術力が足りずに実装できなかった箇所があり、他の人にサポートしてもらいました。エンジニアとしてまだまだ半人前なので、早く一人前になりたいです。大抵の実装作業はこなせるくらいの実装力を目指しています。
もう1つ、今後入社するすべての後輩たちに「エンジニアって楽しい」と思ってもらえるようにしたいです。サイバーウェーブは、未経験である上に技術も未熟な自分を採用してくれました。しかも、エンジニアとしての技量を成長させる場まで提供していただいています。そんなサイバーウェーブに自分は感謝しています。
ーー中井さん、「感謝ポイント」ランキングでも1位になることが多いですよね。
(感謝ポイントランキングの一部)
中井:
今まで恩を受けてきた分、今度は自分がサイバーウェーブから受け取ったものを後輩たちにも伝えたいと思っています。自分と同じように未経験で入社したエンジニアたちの学びをサポートして、技術を身に付けることが楽しいと思える環境にしたいです。例えば、サイバーウェーブには大学生のインターン生が多くいます。彼らが社会人になった時に「エンジニアとして働きたい」と思ってくれるような経験作りに貢献できたら最高ですね。
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サイバーウェーブでは一緒に働く仲間を募集しています
サイバーウェーブでは一緒に働く仲間を募集しています。当社は創業20年を機に「第2の創業期」として、事業を拡大方針へと舵を切りました。会社が急拡大しており、若いメンバーやインターン生がどんどん入社しています。個人の成長は、勢いのある環境のなかでこそ加速されるものです。成長事業に参画できるチャンスです!
サイバーウェーブはコード1行1行に対してこだわりを持って、プロ意識をもったエンジニアを育てている、技術力に自信のあるシステム開発会社です。社内には、創業23年のノウハウの詰まった研修コンテンツや、安定したシステム開発をするための手順が整っています。実力のあるシステム開発会社だからこそ、経験を積みながら、実践的なシステム開発の技術も学べます。自信をもって主義主張ができる『飯が食える』エンジニアを目指していただきます。
エンジニアとしてしっかりと飯を食べていけるまでには、道のりは決して短くありません。長期で頑張り、エンジニアになるという強い思いがあれば、実戦的な開発経験と、周りの仲間とコミュニケーションしながら、しっかりと成長できます。当社のノウハウを余すことなく活かし、技術力を大きく伸ばしていただきます。
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