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私がサイバーウェーブへ転職を決めた理由 第3回:「自分の手で良いプロダクトを作りたい」

サイバーウェーブ開発部メンバーK.K(本人希望により匿名で記載)は、転職活動の結果、2社から内定を得ました。サイバーウェーブと、電通のシステム子会社です。広告業界最大手の電通のシステム子会社であれば、企業の安定性はもちろん保証されていました。しかし、K.Kはサイバーウェーブに入社することを選びました。転職活動の迷いのなかで、サイバーウェーブ代表の梨木と何回も面談をくりかえし、「自身の希望が叶うのはサイバーウェーブだ」と確信を得ることができたからでした。

K.Kは前職ではパッケージシステムの運用保守を担当し、法制度などの変更をシステムに反映させるための要件定義や設計書を作成していました。一方でプログラミングなどの開発工程に携わる機会が少なく、「自分の手でコーディングがしたい」という思いがありました。

電通のシステム子会社は、システム開発の上流を握る大手システムインテグレーターです。自らが手を動かしてコードを書く機会は得られず、プロジェクトマネジメントが主な業務になることがわかっていました。しかし、安定した大手企業というカードを手放すまでには迷いがあったと言います。その葛藤をどう乗り越えたのか、サイバーウェーブに入社した理由についてインタビューしました。

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K.K

パッケージソフトウェア販売会社にて、上流エンジニアとして14年間システム設計などに携わる。
2023年4月、サイバーウェーブへ入社。
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ーー前職でもIT業界でキャリアを築いていたそうですね。前職での業務内容について教えてください。

K.K:
前職はパッケージソフトウェア販売会社で、14年ほどシステムの運用保守を担当していました。法制度や会社の制度の変更に影響を受けるシステムで、制度の変更について要件定義書や設計書を作成し、実際の開発はパートナー会社に依頼するという業務をしていました。

ーー実際に手を動かしてプログラミングをするなどの経験はなかったのでしょうか?

K.K:
そうですね。プログラミングなど、実際の開発はほとんどしていませんでした。

ーー転職を考えはじめたきっかけはなんだったのでしょうか?

K.K:
まさにその、プログラミングの機会がほとんどないことが理由でした。

自分はもともとプログラミングに興味があって、新卒でIT業界に進みました。しかし、実際に入社してみると自分の手でシステムを開発する機会は少なく、実際の開発はパートナー会社に依頼する方が多かったのです。要件定義書の作成などに従事しながらも、自分の手で良いシステムを作りたいという思いを持ち続けてきました。

また、転職を考え始めた時の自分は36歳でした。年齢から見ると、他の会社で開発に挑戦するなら最後のチャンスだと思うようになりました。そこで転職を決めました。

ーー転職活動にあたって、懸念していたことはありますか?

K.K:
年齢と自分のスキルが足りるかの2点です。実際に転職活動をしてみると、年齢制限があって選考に進めないこともありました。

また、自分はIT業界の経験者であるとはいえ、1つのシステムの要件定義や設計書作成のスキルしかなく、多様な領域に関わった経験があるわけではありませんでした。プログラミングの経験もほとんどないので、会社が求めるスキル基準を満たせるかという不安もありました。

転職先の決め手は「年齢にかかわらず挑戦できるか」と「自分の手でコードを書けるか」

ーー転職にあたって重視したことを教えてください。

K.K:
2つの基準がありました。1つは年齢にかかわらず開発に挑戦できる環境です。もう1つ、技術力を身に付けて自分の手でコードを書きたいという思いから、製造工程に携わって、自分でプログラミングができることも希望していました。

ーーその結果、サイバーウェーブが候補になったのですね。何がきっかけでサイバーウェーブを知ったのでしょうか?

K.K:

ある転職サイトがきっかけでサイバーウェーブを知りました。興味を持ってお気に入りに登録した所、社長である梨木さんから「一度面談してみませんか?」と連絡をもらいました。

転職サイトに登録していると定型的なお誘いの文章が送られてくることが多いのですが、サイバーウェーブからの連絡は個人の情報を見た上で送られてきたのだろうということが伺えました。個人を知った上で選考をしようとしているのだろうと感じ、面談へ行きました。

ーー数あるシステム開発会社の中から、転職先としてサイバーウェーブを選んだ理由は何だったのでしょうか?

K.K:

じつはサイバーウェーブの他にも、電通系の大手システムインテグレーターから内定が出ていました。IT業界では知らぬものはない大手企業です。

かたやサイバーウェーブは中小企業です。大いに迷いました。そのとき、社長の梨木さんがくりかえし面談をしてくださったのです。

ていねいな面談を通じて「年齢が高くとも挑戦できる環境だ」ということがわかりました。また、技術力のある会社であることも納得できました。

技術力の高さを感じたのは、会社訪問でプロダクトのコードの一部を見せてもらった時でした。ほんの一部とは言え、まだ入社を決めていなかった自分にプロダクトの内部を説明するということは、他社では真似できない技術力があるという自負の表れだと思いました。

梨木社長が面談の際に、自分で手をコードを書くことに挑戦したいという私の思いに理解を示してくださったことも入社理由として大きかったです。サイバーウェーブでなら、私が抱えていた「自分の手でコードを書いて、システムをつくりたい」という願いが叶うと思いました。

内定を頂いた電通系の会社はシステム開発の上流を握る大手システムインテグレーターですので、システム開発の全工程に自分がかかわることはできません。システム開発のマネジメントが主な業務になることがわかっていました。

梨木社長とのくりかえしの面談の結果、転職に求めた最大の理由である「自分の手でコードを書きたい」という希望を叶えるため、システムの上流工程から開発工程まですべて自社でやっているサイバーウェーブに入社したい、と心が決まりました。電通系のシステムインテグレーターは辞退し、サイバーウェーブの内定を承諾しました。

ーー実際にサイバーウェーブで働いてみて、入社前のイメージとのギャップはありませんでしたか?

K.K:

前職との違いの大きさに驚きました。

業務進行が想像以上に速かったです。開発に使うツールもこれまで経験のないものばかりで、画面設計の際に使うFigmaなどは前職では使ったことがありませんでした。ツールを使い始めた時は扱いに慣れておらず、本来ならもっと早く終わるはずの業務に時間をかけてしまうこともありました。

入社前の仕事イメージと実際の職場環境のギャップに戸惑いはしましたが、業務スピードの速さも使うツールの多様さも、短期間で多くの学びを得ることに繋がるだろうと感じています。

ーー転職活動は前職を続けるのと並行して行ったのでしょうか?

K.K:

前職でも勤務しつつ、転職活動をしました。加えてサイバーウェーブでは入社前研修もありますので、勉強のためにもある程度の時間が必要になります。

転職活動をしていたのが、前職の繁忙期である年末だったという事情もあり、転職活動のための時間を取るのが大変でした。

取れる勉強時間が少なかったことで入社前の研修が思ったよりも進められず、最後は気合いで乗り切ったという感覚がありました。

ーーサイバーウェーブに入社して最初の業務は何だったのでしょうか?

K.K:

とあるプロジェクトの画面設計から始めました。自分の入社前に完了していた要件定義を、画面一覧に反映させる業務です。

自分にはまだ開発に入っていける技術力がありませんし、サイバーウェーブの製品であるVALUE KITの機能にも詳しくありません。まずは取り組みやすく、VALUE KITの全体像も把握できるタスクから取り組んでいこうと、業務内容が決まったのだと思います。

いずれはプログラミングにも習熟して、自らの手でシステムを作れるようになりたいです。

「自らの手でシステムを作りあげたい」新卒以来の思い

ーー今後のサイバーウェーブでの目標について教えてください。

K.K:

自らの手で開発できる力を身に付けることが目標になります。

そのためにもVALUE KITの仕組みに詳しくなっていきたいですね。VALUE KITは、開発でよく使われる機能を部品として作っておくことで、システム開発にかける時間を短くできる仕組みになっています。良いシステムを作れば、VALUE KITの部品として今後も使ってもらうことができるのです。

「自分の手で良いシステムを作りたい」という希望を実現できそうな開発環境は、サイバーウェーブの魅力だと感じています。新卒としてIT業界に入った時からの思いを実現できる環境ですので、技術力を磨いて、いずれはその思いを叶えられる力を身に付けたいです。

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